天使の笑顔で【Remake】








そして



「……んーーー!」



まゆが大きく伸びて目を開けた



「…まゆ」


「なに?」




名前を呼ぶとすぐ反応してくれた



「まゆ、ごめんな
まゆの状態が悪くなるのが怖かったんだ
だから少し冷静な考えが出来なかった
本当にごめん」


「……いいんだよ」



まゆの顔を見ると



少し汗ばんでるように見えた



けど気にせずに話を聞く



「私ね、
涼真君と死ぬまで一緒にいるって決めたの
でも、涼真君は私の分まで強く生きてほしい
私が死んでも、私の代わりに楽しく幸せに暮らしてほしいの」



「……うん」



「……だ、だから……」



「……ん?」



「………はぁ………っ!!!」





まゆは急に胸を押さえだし