いまだに目を開けないまゆ


呼吸も機械でしているだけ



そんなまゆに俺は何度でも話しかける



「まゆ、俺さ、一流大学に行こうと思うんだ!
レベル高すぎだけどまゆも応援してくれるか?」



なんて明るく話しかけてもきこえるはずがない



いつものように笑いながら頷いてくれるはずがない



ただ目を閉じてるまゆを見つめているだけ



こんな小さな話にもいつも興味津々に聞いてくれていた



まゆが居ないだけで




俺は壊れそうになった