「愛してるよ」 おじさんは唐突にそういった。 愛してる。 おじさんは確認するように もう一度そう呟くと、 煙草に火をつけた。 煙が こっちまで流れてきて 香りがした。 その香りにつられて、 あたしはなぜか涙をこぼした。