そこから私たちは、なんでもないただの顔見知り? まぁ、よっ友程度で終わるはずの関係だった、 はずなのに。 「よっ、Tさんじゃん」 そう声をかけてきたのは、入学する前から知り合い程度の中だった勝。 おー、やほーとか挨拶したその後、 「あー、どーもっ」 勝の隣からひょっこり現れて挨拶してきたハイスペ男子 まぁ、つまり友達の友達だったみたいで。