___そして昼休み。
言われた通りに308教室に着いた。
「ごめん、待たせたな。」
そう言って、私が座っている椅子のまえに立った凱斗。
ちなみに308教室はいわゆる空き教室で基本的に解放されてる。
私の高校は空き教室が多くて、数字でよばれてるんだ。
そんなことはどうでもよくて。
なんか怖い。
なんでなのかはよくわからないけど。
直感的にというか、本能的、第六感的にっていうか。
とにかく怖い。怖すぎる。
心臓がありえないくらいバクバクして。
でもそんなこと悟られたくなくて、明るく務めて話す。
『どーしたの、急に。』
「おう、ちょっと待てよ。」
『あ、う、うん。』
「拓真、入れよ。」
・・・え、拓真?
ほんとに何?
実は私は拓真のことが好きで。
拓真以外の全員、それを知っている。
