でも、最近思ってることがあって。
なんか私とみんなの間に溝があるなあって思う。
多分、気のせいなんかじゃない。
なにか無意識のうちにしちゃったのかな。
でも言ってくれないと分かんない。
ちょっと憂鬱になりながら顔に無理やり笑顔を張り付けて、私はあいさつをする。
『おはよー!』
一瞬の間があった後返ってくる。
「あ、おはよ。」
「おはー。」
「おはよー。」
「今日早くない?」
「はよ。」
「うっす。」
ほんと何なんだろ。
私が話しかけた途端、空気が重くなった。
こんな風に無理して愛想笑いしてグループに居続ける自分は好きじゃない。
むしろ嫌いだ。
でも、クラスの他の子とはほとんど絡んだことがなくて。
何人かは話したことあるけど、ほとんどわからない。
名前はもちろん、顔もわからない子ばかりで。
学校・・・というか、教室の外で会ってもきっとわからないんだろう。
うじうじしてる自分が嫌になって、ふと顔をあげると凱斗がそっと手招きしてる。
なに?って思って近づいた。
「ちょっとこっち来て。」
わけわかんないけど、とりあえず凱斗がいる教室の隅に行ってみる。
『なに?どしたの?』
「あのさ、」
『ん?』
「今日の昼休み308教室来てくんね?」
『あ、分かった。』
「じゃ、そゆことで。」
それだけ言って凱斗は凛花たちがいるほうに戻っていった。
全然理解できないけどとりあえず行くしかないか。
