・
・
・
「うわぁ~、ぼっちゃまやる事が
たくさんある。大変だなぁ」
この紙いっぱいにやる事が書いてあるよ...見るだけでも恐ろしい...
----------------------------------------------------
9時~11時 家庭教師
11時~11時30分 バイオリンレッスン
11時30分~12時 ピアノレッスン
12時~13時 昼食
13時~14時 読書
14時~14時30分 散歩
14時30分~16時 絵画・華道
----------------------------------------------------
わたしだったら1日にこんな事してると
頭パンクしちゃうよ
頑張ってください!ぼっちゃま!
心の中でエールを送っておこう
と、考えているうちにぼっちゃまの
部屋の前まで来てしまっていた
「...」
ど、ど、ど、どうしよう!!!
さっきの事すっかり忘れてたけど
どう接すればいいの!!?
「落ち着け自分!」
とりあえず、落ち着け。
んーと、ここで焦ってても仕方ないし
...............
もうやけくそだ!!
どうにでもなれ!
コンコン
ガチャ
「水野です、失礼します」
ガチャ
「ぼっちゃま、今日の予定は、
こちらになります」
ピラッ
「あぁ、ありがとう水野...って、やる事多すぎでしょ!夏休みだからって母さん酷いよ...」
「ぼっちゃまやる事は多いですけど
頑張ってください!」
わたしは気の毒にと思いながら
笑顔で言った
「...。んーありがとう。
今日は頑張るよ。あと、その顔、僕以外の男には見せちゃダメだから!」
「??なぜですか?わたしそんなに変な顔していました?」
「はぁー、そういう意味じゃなくて!
んぁ~!言わないでおくよ。とにかく
その顔見せちゃダメだから!」
なんでだろう?
「分かった?」
「?はい」
よく分からないけど、どんな顔してたんだろうわたし
「では、失礼しました」
部屋を出ていこうとすると、ぼっちゃまが、
「あ、水野!」
「はい、なんですか?」
「あの、えーと、お、お前の事.....」
「?どうしました?」
「あ、碧と呼んでいい?」
ドキッ「!?」
「えと、特に深い訳はないけど、呼んでいいか?」
「あ、はい!呼んでください!」
内心嬉しかったりする
どうしてぼっちゃま相手だとこんなにドキドキするんだろう?
「ちょっといいか?」
「はい?どうしましたか?」
「読書の時間になったら、碧も僕の部屋に本を持って来ていいぞ」
「いいのですか!?
ありがとうございます!」
「?嬉しそうだな、本が好きなのか?」
「はい!」
「そうか!それならここにも本がたくさんあるから、好きな本を読んでいいぞ」
「ありがとうございますぼっちゃま!
読書の時間になったらすぐに来ます!」
「それでは、午前中頑張ってくださいね!失礼します」
ガチャ
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「うわぁ~、ぼっちゃまやる事が
たくさんある。大変だなぁ」
この紙いっぱいにやる事が書いてあるよ...見るだけでも恐ろしい...
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9時~11時 家庭教師
11時~11時30分 バイオリンレッスン
11時30分~12時 ピアノレッスン
12時~13時 昼食
13時~14時 読書
14時~14時30分 散歩
14時30分~16時 絵画・華道
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わたしだったら1日にこんな事してると
頭パンクしちゃうよ
頑張ってください!ぼっちゃま!
心の中でエールを送っておこう
と、考えているうちにぼっちゃまの
部屋の前まで来てしまっていた
「...」
ど、ど、ど、どうしよう!!!
さっきの事すっかり忘れてたけど
どう接すればいいの!!?
「落ち着け自分!」
とりあえず、落ち着け。
んーと、ここで焦ってても仕方ないし
...............
もうやけくそだ!!
どうにでもなれ!
コンコン
ガチャ
「水野です、失礼します」
ガチャ
「ぼっちゃま、今日の予定は、
こちらになります」
ピラッ
「あぁ、ありがとう水野...って、やる事多すぎでしょ!夏休みだからって母さん酷いよ...」
「ぼっちゃまやる事は多いですけど
頑張ってください!」
わたしは気の毒にと思いながら
笑顔で言った
「...。んーありがとう。
今日は頑張るよ。あと、その顔、僕以外の男には見せちゃダメだから!」
「??なぜですか?わたしそんなに変な顔していました?」
「はぁー、そういう意味じゃなくて!
んぁ~!言わないでおくよ。とにかく
その顔見せちゃダメだから!」
なんでだろう?
「分かった?」
「?はい」
よく分からないけど、どんな顔してたんだろうわたし
「では、失礼しました」
部屋を出ていこうとすると、ぼっちゃまが、
「あ、水野!」
「はい、なんですか?」
「あの、えーと、お、お前の事.....」
「?どうしました?」
「あ、碧と呼んでいい?」
ドキッ「!?」
「えと、特に深い訳はないけど、呼んでいいか?」
「あ、はい!呼んでください!」
内心嬉しかったりする
どうしてぼっちゃま相手だとこんなにドキドキするんだろう?
「ちょっといいか?」
「はい?どうしましたか?」
「読書の時間になったら、碧も僕の部屋に本を持って来ていいぞ」
「いいのですか!?
ありがとうございます!」
「?嬉しそうだな、本が好きなのか?」
「はい!」
「そうか!それならここにも本がたくさんあるから、好きな本を読んでいいぞ」
「ありがとうございますぼっちゃま!
読書の時間になったらすぐに来ます!」
「それでは、午前中頑張ってくださいね!失礼します」
ガチャ

