「ふぁ~~~あ、よく寝た」


「よし!着替えるか!」


メイド服を着て、髪を結って
鏡を見て身だしなみを整えて
完璧!


ガチャ

コツコツコツ


階段を下りると柳さんに会った


「おはようございます柳さん!」


「水野さんおはようございます、
よく寝れましたか?」


「はい!バッチリ!!」


「それは良かったわ、
それじゃあ今からぼっちゃまを起こしてきてくださいね。」


「はい!」


廊下を奥へと進んでいく


コンコンッ
ガチャ
「失礼します」


「おはようございます!ぼっちゃま!」


「ん~、、」


「起きてください!」



「ふぁ~、おはよう、水野」



「おはようございます!」



と、わたしが言うとぼっちゃまは
いきなりほっぺにキスをしてきた
「!?」



「ぼ、坊っちゃま、今...!?」



「んー、普通でしょ?
おはようのキスなんて」



「お、お、おはようのキス!?」



「これから毎日する事なんだから
そんな騒がないで」



「毎日!?
わたしの心臓が持ちません!」



「あれ?ドキドキした?免疫ないんだ」



...ぼっちゃま
なんてませてらっしゃる



わたしなんて初めてされたのに~
負けた気分。
「っ~///!」



「否定しないんだね。
ほんとの事だったんだ」



と笑われてしまった


「も、もういいですから///
準備をしてください!!」



「はいはーい」



バダバタ
「失礼しました!!」
ガチャ



「ふぅ//あんな事...!」







「あら?少し遅かったわね?
ぼっちゃま起きましたか?」



「は、はい!
今、準備をなさっています」



「そう、ありがとう
ぼっちゃまも夏休み中で、家庭教師やバイオリンのレッスンの予定が書いてある紙渡すから、見といてくださいね」



「はい!」