この気持ちあなたに届きますか?





「ぼ、ぼっちゃま...?」





ぼっちゃまは何も答えなかった

















観覧車を乗り終わって帰る途中のイルミネーションを見てそのまま何もしゃべることなく家に着いた









「ただいま...」
「ただいま帰りました」







ぼっちゃまはすぐに自分の部屋へ入ってしまった







その後すぐにパタパタっとスリッパの音がして柳さんが来た







「おかえりなさい、楽しかった?」






「はい!ぼっちゃまも楽しめていたようですし、息抜きにもなったと思います!」






「そう、良かったわ...今日はもう一日中歩き回って疲れたからでしょうし、休みなさいね?」





「はい、ありがとうございます!それじゃあ、行きますね」






ぼっちゃまの事はひとまず置いといて休むことにした