「ははっ、ほんとに楽しそうだな」




「だってぼっちゃまと遊園地ですから
楽しみに決まってます!!」




「そんなに僕と出かけたいのか?」





「もっとぼっちゃまの事しりたいです!」




「...そ、そうか」




なぜか俯くぼっちゃま
どうしたんだろう?気に障ったかな...




「あ、べ、別にやましい意味とかないですからね!」




「あ、当たり前だ!」




「じゃあ、なんで気まずそうにしたんですか?」




「そ、それは僕ももっと知ってもらいたいと思ったし、碧の事知りたいから...その、なんて言うか...は、恥ずかしかっただけだ!!」




「...なっ!///」




ぼっちゃまがそんなふうに思ってくれてるなんて知らなかった
一気に顔に熱が集まる



「い、いわせるな!そんな事...!」




ぼっちゃまは拗ねたようにそっぽを向いてしまった






お互い意識してしまって、わたしは
その場に耐えれなくなって慌ててぼっちゃまの部屋を出ていった




「そ、それじゃあ、もう行きますね!
失礼しました!!」
ガチャ