「次は、14時30分まで散歩だな、碧も来てくれ。一緒に歩きたい」
「はい、」
ぼっちゃまの部屋から庭に出てお屋敷の裏にあるバラ園に歩いていった
10分けらいあるけば着く距離にある
2人で趣味などを話している
「ぼっちゃまは趣味や得意な事はありますか?」
「ああ、趣味は本を読む事で、得意な事は、今日やってたようにバイオリンとピアノだな」
碧こそ何かあるか?
と聞かれた
「わたしはですね、趣味はぼっちゃまと一緒で本を読む事で、得意な事は、
昔両親に教えてもらったトランペットとマリンバくらいですね...」
「トランペットとマリンバか!マリンバは僕も出来るかもしれないが、管楽器は僕は向いてないんだよな」
「トランペットへ高音で難しいですし、向いてる人と向いてない人の差が出やすいのが管楽器ですよね、」
「碧はここに来る時にトランペットは持ってきたのか?」
「はい!管楽器は手で持ち運べるので気分転換にたまには吹けたらなぁと思いまして」
「そっか、マリンバは大きいからな...
あ、そうだ!今度、時間がある時僕に
トランペットの演奏聴かせてよ!」
「わたしの演奏ですか!?そんな、人様に見せるほどではありません!」
「いいじゃないか、僕が碧の演奏を聴きたいんだ。碧がやるから聴きたい」
「うぅ~、そこまで言うならやります...
絶対笑わないでくださいね」
「ばか...僕がそんな奴に見えるか?」
そんなわけない
「全く見えません...」
「じゃあ聴かせてくれ」
「...わかりましたぁ」
渋々と引き受けてしまった
最近忙しかったからあんまり吹けてなくて、高い音キツいかも...

