俺のうさぎ

中島が帰ってくると


中島の友人、田中 まり が興奮しながら話しかけるが



中島は表情一つ変えず、うるさい とだけ言っていた




「……」



本当に中島は何を考えているかわからない




もしかしたら、好きな人がいるのかもしれないし




…彼氏がいるのかもしれない。




好きなのにマジで何もわかんないのが腹立つ




1年の頃はクラスは別々だから1度も話したことがない。




2年に入ったばっかの今も、まだ話しかけられずにいる




どんだけピュアなんだよとか思うかもしれないけど




俺はピュアなんです。はい。




俺は後ろの方の席で





中島は前の方の席だから良く見える。




何気特等席なんだよな、ここ。



なんて、俺は変態かて




「…何百面相してんの、。…キモイんだけど」





光一郎は本気で引いたような顔をしている。




「うるせーな。…可愛い子眺めてんだよ」




俺は机に顔を伏せて、目だけで中島を見る。





横では、光一郎が俺の目線を指差し、誰を見てるのか探ってる様子。




「あぁー、中島 彩芽か。たしかに可愛いもんな~。てか、お前でも可愛いとか思ったりするんだ」




光一郎はバカにしたように俺を見る。




お前は俺をなんだと思ってんだ。



それに、中島を可愛いとか言われて腹が立ち




「…うっせー。中島は俺だけ可愛いって思ってればいいんだよ」



とか意味のわからないことを言ってしまう




光一郎は目をこれでもかってくらい開いている。





「お前、そんなに独占欲強かったのか!?…そうか、、お前も男だもんな。変態なところくらいあるよな…」




「……」





なぜ変態ってワードが出てきた。



でも、



俺だけのものになればいいのに




とか思ってるあたり、独占欲は強いかもな