「行ってきます」




そう言葉にしたのは私、天野 渚(あまの なぎさ)



1週間前から今から行く高校へ入学した。


しかも、学校から徒歩15分くらいのところで近いしなんとなくって決めたんだ。



ここの学校、偏差値そこそこ高いんだけど、、


......まぁ、勉強できないわけじゃないから。



ちなみに、スポーツは中の下、つまりダメだ。




容姿なんて下の下だよ、、もっと美人に生まれてきたかったのに。




「ここを右かな?」そういいながら角を曲がろうとしたら、


ドンッ!、、!!




「いたっ。」


その相手を見て私は固まった。だってだって、、、