奈知と勇希、漆田君があいつらと戦ってる。かわすだけで暴力を振るわないのは凄い。 でも体育館から鈍い音が鳴り響く。 「勇美たちは外に出てて!」 勇希があたし達に言った。 確かにいつあたし達がまたあいつらに捕まえられるかわからない。 「高島君っ」 あたしは近くにいた高島君と沙也達の方へ向かった。 高島君は足は引きずり顔はキズだらけ。 「沙也……」 「…。」 沙也と高島君は、その後一言も交わさないままあたし達は体育館から出た。