「好きです!付き合ってください!!!」 想いは一言だった。 沢田少年は、確かにそう言った。 彼女の答えは…… 「ありがとう………あたしもだよ」 優しく微笑む。 沢田少年は信じられなくて、目を大きく見開いている。 「なんで……こんなオレでええんですか?」 「なんでって…不安なときいっつも側に居てくれたでしょ?ずっと守られてて嬉しかった。あたし、もうドイツに行くのも恐くない!」 「槙野サン…」 そして彼女は笑って言った。 「雪って呼んで?もう彼女なんだから♪」