『なんだよお前ー』 高島君がだるそうに答えた。 「かわんなくていいから!」 必死に答えるあたし。 『わかったって。ほら』 「はいぃ!?」 すると高島君とは違う声が聞こえた。 『なんか用?』 だるそうな声。 だけど静かで響くいい声。 なーちーだー(泣) 「あ、別に用事とかないんだけど」 何喋ったらいいかわかんないっ(泣) すると沙也が身振り手振りなにか言ってる。 『な・ち・の・と・こ・ろ・へ・い・け…?』