「そっかー(笑)」

微笑みながら沙也は言った。




「そっかあじゃないわよ全く!!!沙也がいなかったおかげで変なことになっちゃったじゃん!」




「でもまあ仕方ないんじゃない?入学して5ヶ月も経つのに進展ゼロでしょ?早く勇美も仕掛けないと」


若干上目線なのがムカつく………




「わかったよー。あたしじゃなんにも考えらんないからさ、沙也も手伝って!ね?」





こうしてあたしと沙也は、奈知のリサーチから始めたのだった。