「俺もいいと思う」

奈知が言った。



「「ハイ決まりー」」

すると勇希と礼也君が言う。


奈知が言ったことは皆賛成。
これ、最近の常識(笑)。




「じゃあ皆色決めようよ」



そうして決まった色は、



安仁屋君…緑色
漆田君…群青色
礼也君…黄色
勇希…青色
沙也…ピンク色
奈知…黒色

あたし…赤色。




「夏見さん?あなたそういうキャラじゃないでしょう?」

勇希が沙也に向かって言う。



「いいじゃん好きなんだから。ほっとけ」




いつも冷たく言い放される勇希。


「可哀相な人」



「なんやて?」



あ、思わず口に出てた。
まあいっか♪



「思ったことを言ったまでですー」

あたしは勇希に言う。
かなり怒ってる(笑)。




「お前に何がわかるか!もうええしー」


もー、

うざったく言うなっ!



ってあたしが原因か(笑)。