「違うって。まあいいじゃん、あ、アイス溶けましたけど?」
全く………。
かなりムカつく!!!
「もういいよ!!!わかった沙也と奈知の悪口言いまくってやるからっ」
あたしは海に浮きわでぷかぷか浮いてる沙也の方へ走っていった。
嗚呼……もう顔真っ赤だわ。
あいつは国際派なんですか!?!?
つか何なんですか!!!
「沙〜也〜!」
「何ー?奈知に捨てられた?あ、そっか別にそういう関係でもないしね」
「なんかひどい言い草」
「だってほんとの事でしょ?」
「そうだけどー…」
「………奈知のこと、好きなんだ」
それは沙也からの一言。
けっこうそんなことノリで言われてたけど、今日だけは違う気がした。



