美男子ガイド。





「は、Hello〜?」


思わずあたしはお姉さま達の輪のなかに入った。




「っ何やってんだよ愛川!」



「べつに良いじゃん、あたしにも話させてよっ」


あたしは無理矢理奈知の間に割り込んだ。

自分でも頭で考えてることと違うことしてるって分かってるけど、止められなかった。





「Oh!」

「It's baby?」

「HAHAHA」


英語は苦手だけど、あたしも馬鹿にされてるってことぐらいわかる。





「何よ。皆笑うってどうゆー事よ?!」



「愛川お前は向こう行っとけって」



「何でそんなこと言うのよー。あ!わかった、このお姉サマ達と一緒にいたいからでしょ?うっわ皆さーん!ここにスケベ野郎がいますよー!」


あたしはビーチにいる皆に向かって言った。