あの日俺はサッカーの練習試合を次の日に控えていた
かれんはサッカー部のマネージャーだった
俺のこといつも応援してくれた
いつも俺の隣にいてくれた
彼女が支えてくれたから俺は続けられた
でもあの事件以来俺は…サッカーを…やめた

かれんは


『れんがサッカーしてる姿が大好き!だから絶対にサッカーやめたりしないでね?』


とよく言ってくれてた

でも…


俺はあの時の約束を破ってしまった
だって、かれん…君かいないのに
もう何があっても隣に君姿も、面影もなくなってしまった
続ける理由がなかったから