運命なら、きっとまた。





ーーーーーー1月3日
今日は博紀と初詣にいく約束の日


あたしから送った彼へのLINEは
〝シフト出たら教える〟
たったそれだけ。


いつになるかもわからない、シフトを教えてくれた頃にはだいぶ時間が経っているのではないかと思って、博紀と初詣へ行くことにした



「あけましておめでとう!」



待ち合わせ場所に少し遅れて現れた博紀
遅れてきたくせに、すごい笑顔で新年の挨拶をする



「あけおめ、今年もよろしくね」



あたしは至って平然と、冷静に返す
人によっては冷たいと感じるかもしれない態度なのに、博紀は嬉しそうに笑顔でいる



「そんなに楽しい?」



ニコニコしっぱなしの博紀へと尋ねる
ただ他愛もない話をしながら歩いているだけなのにすごく楽しそうな博紀



「だってさ、結奈と一緒だし楽しい以外ないって」



博紀はとても素直で普通なら恥ずかしいと思う言葉もさらっと言ってしまう
言われ慣れてないあたしは照れ隠しをする



「ほんと単純だね」
「なーに、照れてるのー?」
「照れてないっ」



博紀はあたしの頭をわしゃわしゃと掻き乱す
もう…と言ってため息を吐くあたしの隣を博紀が歩いて行く


側から見たら、きっと仲のいいカップル


だけどあたしたちは報われることのない、一方通行の恋愛をしている