運命なら、きっとまた。




あけおめLINE
すぐに祐樹へ返信したはいいが、また未読の時間が流れていく


付き合ってからというもの、まともにテンポのいいLINEを交わしたことがない


付き合う前までは1日に何通もやり取りをして、寂しがりやのあたしを構ってくれていた
そんな彼に惹かれたのに…



〝今度一緒に初詣いこ?〟



寂しさの限界。
立て続けにLINEを送ってしまう


どうして彼氏にLINEを送るのに躊躇しなきゃいけないんだろ…
見えないのに、相手の顔いろばかり気にしてしまう



〝初詣いかない?〟



…博紀からのLINE
彼氏に言われたいことをサラッと言ってくれる人



正直、あたしは博紀に酷いことをしているとわかっている


彼氏がいるのに、あたしのことを好きなのを知っていて突き放すことができずにいる


彼氏によって生まれている寂しさを埋めるための存在として、悪い言い方をするとキープしてしまっている


博紀はあたしのしてほしいこと、全部してくれる
罪悪感に苛まれながらも、その優しさに甘えて傷ついた心を癒してしまっている



〝うん、いこう!〟



ーーーーーー博紀に甘えた瞬間。
それがあたしたちの始まりだった