ふとした時の「ご褒美」は反則。 それだけで全部報われたような。 もちろんこんな大変で割に合わないことばかりしているのに、付いてきてくれる後輩も、雰囲気を良くしてくれる先輩も大好きで、だからこの部活にいるんだけど。 それでも、知ってくれる人がいることがこんなに嬉しい。 なんか気恥しさだけじゃなくて、感極まってしまって泣きそう...。 ぐっと堪えるように唇を噛んで顔を背ける。 ...そんなことをしても結局帰りは一緒に決まってるんだけど。 満たされた感情が胸をいっぱいにした。