ずっと貴方を想っています。




『自分たちでしなきゃ仕方ないからねぇ...』




そうボヤくとアランはいきなり抱きついてきた。




「え!?」




体を離してアランは言う。




『頑張ってきたから、ご褒美...かな』




そういってフワッと花が咲くように笑うから何も言えなくなってしまった。




人前で、しかも仲間たちの前でっていう戸惑いと気恥しさを抗議しようと思ったけれど口を噤む。




代わりに真っ赤になってしまった私は顔を隠した。




そんな私を後輩たちは目敏くて。




「杏奈せんぱーい?顔赤いですよ~?」




「一体、何言われたんですかぁ?」




「や、ちょっと...恥ずかし...」




何でこんなに恥ずかしいかなぁ...。




アランには他意なんてないのに。




それに、これくらい...あっちの国では当たり前だろうし、ハグくらいで...。




頭では分かっていても心が追いつかない。