よ〜く見ると両方とも男だった。 なにか耳打ちしている。 萌琉は今しかないと思い銃をかまえた。 ─バァーン─ 萌琉がうった銃弾は男の右太股にあたった。 もう01人の男は、ナイフをだすが、海斗が銃をかまえるほうがはやい。 狙いをさだめて── ─バァーン─ もう一方の男の腹にあたった。 立てないでいる。 その間に萌琉と海斗は走り出した。 萌琉と海斗の手には先を光らせているナイフ。 .