「…ここが…東京」




駅を出ると、人の数は地元と比にならない





香水の匂いや煙草の匂い、人の匂いに





既に酔ってしまう。




「…渉さんを、、探せ」




お母さんの兄、渉さんはこれから私を面倒見てくれるおじさん




「あ!!!芽依!!!!」




聞き覚えのある声がそばから聞こえる





声のするほうを見ると






「渉sうほっ!!」





まさかのハグ。




それに力強いハグ。




一応おじさんだから周囲の目は気にした方がいいとと思うんだけど




「どう?東京は?」





「…今ついたばっかりなので、まだ何も…」





「ああ!そっか!!そうだよね!じゃ今から出かけようか!」





何を冗談行ってんだこのおじさんは





とか思ってたら、目をキラキラさせ私を見ている。





え、、、まじ?