(ゆーちゃんまだ寝てるかなぁ〜)


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ♪ｶﾞﾁｬ
？｢おはよ〜雫…ふぁ〜あれ？雫身長縮んだ…？｣

｢縮んでないです〜伸びてもないけど……ゆーちゃんの身長がまた伸びたんだよ！そんな事より準備してきて！ここで待ってるから｣

？｢はーい｣ｶﾞﾁｬ




先程の寝起きから失礼な事を言ったゆーちゃんこと

七瀬 優愛
(nanase yuua)。

ゆーちゃんは私にとってお姉ちゃんみたいな存在。
朝は弱いけどしっかり者で任せられたことは最後までやり通すから皆に頼られてて中学の頃はクラス委員をしてたんだよ。

身長が170cmあってスタイル抜群。切れ長の目に高い鼻色素の薄い唇に卵形の小さな顔。サラサラ黒髪ロングヘアーでかなりの美少女。
低身長の私からすれば羨ましいの極みのような容姿をしている。

ゆーちゃんと出会ったのは入学式の日。私の落としたある探し物を見つけてくれてその話題で沢山話して仲良くなったんだ☆

｢ｶﾞﾁｬ 雫準備出来たよ！｣

｢うん。クラス替え一緒になるといいね！｣


｢…雫なら大丈夫でしょ。｣

｢ん？なんで？｣

｢高校のクラス割りは成績順だよ？｣

｢あ！そっか！なら心配しなくて大丈夫そう！｣





私を頭悪そうと思ったそこの君！自分で言うのもなんだけどそこまで私頭悪くないからね！