短編集 【ストーカー】



――――――― 


?「それで、家飛び出してここに来たってことね・・?」


ユウナ「メグ叔母さん、迷惑だった?」


メグ「ううん。ごめんね会議で遅くなっちゃって。さぁご飯食べよう。」


ユウナ「・・・・・・・。」


メグ「ユウナ・・。
お義兄さんは嬉しかったと思うよ?」


ユウナ「え・・。」


メグ「いじめられてた子を助けたかったんでしょ?なんだか・・・。」


ユウナ「・・・・メグ叔母さん?
なんで泣くの?」


メグ「ううん、ごめん。

ユウナはお姉ちゃんの子なんだなぁって・・。

お姉ちゃんも困った人がいたらほっとけない性格だったから・・。」


ユウナ「・・・・・・。」


メグ「お義兄さんは最後にこう言いたかったんじゃないのかな?

“だけどお母さんだったら同じ事をしていたと思うから今回に関してはよくやったね”
って・・。」


ユウナ「・・・・・。」