「れいぴ」





小声で誰かが名前を呼んできた。しかもあだ名で。





「なに??緋色君」





緋色君だった。






「あー、いや。その、僕もれいぴって、よんでいい?」






緋色君が恥ずかしそうに頭をかいた。






「全然!むしろそう呼んでよ!」






そんな緋色君が可愛く見えてきた。






「ねー!緋色君、私のこともあだ名で呼んでくれる??」






うしろからキラキラした目の女の子が声をかけた。







(この子は、確か河野姫那ちゃんだった)







「河野姫那って言うの!!つけてくれる??」







「ひーちゃんとかはどうかな??」






そう言われるのぱっと顔が明るくなって、徐々に赤くなって言った。






「ひー君ありがとう!」







(この子、なんかかわい...)






なんかこの子が可愛くてくすっと笑ってしまった。