「あのさ、れいぴ」




少しおさ戸惑い気味の声で緋色君が話しかけてきた。





「あー、っと、そのあれ。文化祭の花火一緒見ない?」





ん?待って、“文化祭の花火一緒に見ない?”だって?




ももは?と思ったけど





「え、それは、「ってももに聞いててくれねえかな?!」





は?何今の間の開け方!勘違いしたじゃん。





それにぶちっときた私は、「そんなの自分で聞いてよ!」って言った。





それでも首を横に振るからあまりにもめんどくさい女々しいやろうで。





「もも。緋色君が花火一緒に見ようだって」





後ろに隠れてたももを引っ張って堂々と言った。




「私で、いいの?」





「いや、ももが、いいっつーかいや、そのさ」





2人してなんなの。付き合っちゃえばいいのに。焦れったいな。