「あ、なら僕やりますよ」 爽快に手を挙げた隣の少年。その名も... 「緋色な。賛成の人は拍手を」 ももと緋色君が決まると皆、うぉー!っと団結を見せた。 ちらっとももを見ると顔を赤くして、すごく嬉しそうに緋色くんを見ていた。 近くにいる私とは目が合わないのに! 「れいぴ。僕かっこいい?」 突然隣から声がしたからびっくりして体が震えた。 「え?緋色君が?何が?顔が?」 ナルシストなのかなとか少し疑える言葉を口にしたから。 「立候補した僕。」 あぁ、なるほど。そういうこと。