こういうときだけ占いを信じる私も阿呆だけどね。




『何をやっても中途半端で失敗しそうです。ラッキーアイテムはくしで、ラッキーカラーは紫です。持ち歩いたら好きな人から話しかけられるかも!』




私はあまりの衝撃にドンッとテーブルを叩いた。




「うるさい。朝からなんの騒ぎよ」




(“好きな人から話しかけられるかも”?!これはラッキーだ)




「なんでもなーい」




私はニヤニヤしながら自分の部屋へ向かった。




(たしかここら辺にももからもらった紫色のクシがあるはず!)




一つ一つ引き出しを開けていくとやっぱりあった。




綺麗にまだ1回も使っていない袋から取り出していない状態で置いてあった。





紫色で黒の文字で私の好きなアイドルの名前が入っている。




私は袋から取り出してスカートのポケットに突っ込んだ。