みだらな天使

「あっ…やっ……」





腰が揺れるたびに、甘い声が漏れてしまう。





そんな私を見つめながら、満足そうに微笑む朔。




「声、我慢しないで。もっと聞かせて…」




そう言われると同時に、朔に腰を掴まれ、もっと奥へと突き上げられる。




「アッ…!」





もう、何も考えられない。





ただ、目の前の男が愛しいということ以外は。






激しく揺さぶられ、意識を手放しそうになるけれど。





「あーヤバイ…奏の中、気持ちいい…」




時折見せる、朔の余裕のない表情を見逃すまいと、必死にしがみつく。





やがて一緒に果てると、朔が私を見て満足そうに笑うの。




「奏。今日も最高にエロかった。」



と。