「なに?」

深くて低い声が聞こえた

声ですら美しいとは何事だ。

「いえ、なにも、、」

彼の声にハッとして、すぐさま方向を変え

クラス名簿が貼ってある場所へ足早に向かう

彼と離れてもずっとドキドキしている

謎の感覚、胸が痛くなる、

こんなの自分じゃない。

顔が熱くて、彼の顔が忘れられない

あんな人とお友達になれたら

きっと世界も変わるんだろうな、、