私の下駄箱にはゴミがたくさん入っていた。

「な、なんだよこれ……」

「知らない。僕が来たら、こうなってた」

「美稀?大丈夫か?」

「美稀?」

「え、あ、う、うん……大丈夫……」

ゴミ……

『いらない子だから』

「ふふっ……はははっ……」

「「美稀?」」

「いらない子か……いらない子……」

ーースー

「……っ」

涙が、床に落ちた。

1粒、2粒、と。