「ここで暮らす気、ないか?」

「……っ!」

蓮の顔を見ると、とても冗談には思えぬほど真面目だった。

「罪滅ぼし、なの……?」

恐る恐る聞くと、少し睨んでいた。

「違う。俺が美稀と一緒に、暮らしたいだけ」

一緒に……

暮らしたいだけ……

初めて……

そんなこと言われた……

「俺は姉貴に頼んで、美稀に会いに行ってたんだ」

「え……?」