「ごめっ……なんか……ダメみたい……」

「蓮!……!すごい熱!」

「ハアハア……」

私は蓮を抱えて、蓮に教えてもらいながら蓮のお家に向かった。

蓮は、なんとか歩けるみたいだったけど、辛そう。

「お家に、誰かいる?」

ゆっくりと、首を振った。

「じゃあ、鍵ちょうだい」

ーーチャリン

早く寝かせないと。

そうゆう気持ちで焦ってしまって、鍵が中々開いてくれない。

なんとか開けて、中に入った。