「……っ!」

「美稀ちゃんを1人にするなんて、この私が許さないんだからねっ!じゃあねっ!」

半分泣きながらそう言っていなくなった。

「……死なないでよ、か……」

ーーポタッ

「……っ!」

蓮の目から、涙が落ちた。

「出来るものなら、死にたくねぇよ……」

静かな声でそう言った。

〈「俺は、なにがあっても美稀を大好きでいる。愛し続ける」〉

私もそうだから……

絶対離れない……

死なないで……