「母さん!」

「「……!」」

魅那さんが、カフェに入ってきた。

「魅那……」

「……っ!あんたの考えは丸見えよ!あんたは蓮を、兄さんの代わりにするつもりね!」

「なに言ってるの……?」

「あんたなんて、母親でもなんでもないわ!美稀ちゃん、行こ!」

一方的に怒ったあと、私の腕を引いてカフェを出た。

「美稀ちゃん、ごめん……」

「いいんです。蓮のお母さんって、お兄さんばかり可愛がっていたんですか?」

「ええ、そう……アイツは、兄さんばかり……」