「美稀を引き取る時……嫌われてたみたいだけど……私は……いいえ……美奈子に似ているあなたに、イラついてしまった……昔の記憶が蘇って……だから、怒鳴ってしまった……いつもいつも、後悔してしまって……だから、帰って来なくなってしまった時……」

涙を拭って、しばらく黙っていた。

そして、おばさんは口を開けた。

「帰って来なくなってしまった時、死ぬほど怖かったっ……」

「……っ!」

「探したかったっ……だけどっ……あの人がっ……」

「おじさん?」

「そうっ……だから探せなかったっ……だけどっ……もう我慢出来なくて離婚したわっ……それでっ……美稀を探したっ……」

「さっき……探してくれてた途中だったの?」