ダメだっ……

パニクってるっ……

落ち着け美稀っ……

「落ち着け……大丈夫だから……」

「大丈夫じゃないでしょ!!!……ごめんなさいっ……」

「え……?」

「私のせいで蓮が怪我しちゃってっ……」

「美稀……」

「保健室行こっ……」

私は泣きながら、蓮を抱えて保健室に向かった。

「美稀……」

「先生いないっ……どうしよっ……」