売り上げがパッとしなくなったある日、新マネージャーがやってきた…
ある日、出勤すると、新しいマネージャーがカウンターの中から、
『おはよ〜!鈴木さん?』
『東田です…よろしく頼むわ〜』
年下の若いマネージャーだった…
店の女の子をうまく扱うには、私たちバイトの男子スタッフと仲良くいかなければならない。
一番店で偉いのはマネージャーだが、やはりそこはきちんと押さえなければ、男子スタッフに相手にされない=女の子からもつぶされてしまう…
東田マネーは私に女の子の事をあれこれ聞いてきた…
若いのに風格があり、さわやかな感じ…いやな気もしないので、すぐ打ち解けた…
元々人付き合いがへたな私でも、そうなれるのは東田マネーの人柄にちがいなかった…

案の条、東田マネーは立派なマネージャーになっていった。女の子の扱いがとてもうまく、店の中は活気にあふれていった。