俺と真宙は、急いで美波に駆け寄り手を差し出した

「もぅ、2人は心配し過ぎなんだよ」

俺と真宙から差し出された手を掴みながら

美波がそう言った


「あのなぁ、心配してこれだから嫌でも心配するんだろ、よっと、、、」


「そうだよ、春野はもっと周りを見ないと見てるこっちが冷や冷やするよ」


「う、うんありがとう真宙、永久君」


そして実はこの夏休み中に嬉しいことがあった

この前の花火大会以降

美波は、俺のことを永久君と

下の名前で呼んでいる