最初で最後の恋


「え?いや、違うから!」

真宙のことを考えてたわけじゃないって言うのはほんとのこと

なのに、なのに

なんでだろ、心がモヤモヤしている

「まぁ、良いけど別に好きな人のこと考えるのはしょうがない事だしね」

「だから、違うって!!」

「はい、はい分かりましたよ〜」

もぅ、絶対分かってない

「それよりさぁ、さっきの話の続き」

すぐ話逸らすし…

「そう言えば、聞いてなかったね話って?」

「射的」

???

「俺も射的するから、春野の好きなやつとってやるよ」

「えっ!本当?ありがとう」

やっぱり、佐藤君は女子のこと分かってるな〜真宙とは違って

でも、そのせいで色々気づかれそうで困ってるんだけどね

「ほら、選んで」

う〜ん、何にしようかな

「あっ、」

私の目に映ったのは、1つのオルゴールだった