最初で最後の恋


「お、おう」

「じゃあね、真宙」

「2人とも、また学校で」

そうして私は、ニヤニヤする佐藤君の口を

手で抑えながら、真宙の家を後にした




「お〜い」

「、、、」

「春野?もうそろそろ口聞いてよ」

さっきからずっと、佐藤君はこんな調子だ

「おーい」

「もう、何って!」

勢いで振り向くと、予想以上に佐藤君の顔が近くて

私は思わず、佐藤君から目をそらした

どんどん、顔が赤くなるのを感じる

「今日は、ごめん、、、」

「?」

思わず顔を上げると、そこには俯いた佐藤君が

「実は俺、2人が仲良いのが結構羨ましかった」

「えっ?」

えっと、それってもしかして、、、

ヤキモー