野次馬たちの声が聞こえる。 睨んでやるような力はなくて、 今はただ…明菜と向き合ってる 「頑張ればいいじゃないっ…」 その場がシーンと静まった 明菜は、手を下ろし 真衣を見つめていた 「…明菜は、間違ってるよ。 努力もしないで振り向いてもらえるわけない」 …私は、その努力も消されてしまった 颯くんから見たら… ただの好きな人をいじめた奴でしかない。 悪者でもいいから…颯くんの視界に入りたかった。待ち続けていられなくて… 私を見て欲しかった。