――――…


「あのさ…ごめんね?
私、本当に何もしてないし…そんなつもりじゃ…仲直りしよ?」

『…言いたいのは、それだけ?』

あんたなんか…許すわけない
…なんで、あんたばっかり…


「あ…えっと…」

「人の好きな人に媚びってんじゃねーよ!」

明菜は箒をもって、床に叩きつけた


『私、あんたの事 一生許さないから』

強い眼で睨んだ。その場にしゃがみ込む真衣を…


「ひっ…」

「二度と、うちらとあいつに近づくな!」

言いたい事は、全部明菜が言ってくれた
 明菜が…親友だったらよかったのに。