3月生まれの恋人〜first christmas〜

すると彼の綺麗なブラウンの瞳が、ますます大きく見開かれて



『や、そんなのはどーでもいいんだけどさ・・・』



“なんか危険じゃね?”
って、焦った様子でしきりにまばたきを繰り返す

危険?
って口にしかけて止めた


『大丈夫、じゃない?』


にっこり笑うあたしに、彼が固まる

だって、あなたにはあたしが嫌がる様なことは絶対に出来ないって・・・

わかってるから。



足を止めた彼の手を、今度はあたしが引いてみる



『風邪ひいちゃいそうだから、早く帰ろう?』



戸惑う彼を無視して、あたしはマンションの方へ向かって歩き出す

考えてみると、あたしたちは最初から一つ屋根の下

向かう先は同じなんだ。

“運命”だといいなって思いながら、空を見上げる聖夜。


***I wish your
merry christmas***