……誰か〜助けて〜! るうは心の中で精一杯叫んだ。 「お疲れ様でしたー。足元に注意して降りてください」 やっと…終わった。 るうはこの時、もう既に気が飛んでいた。 「琉愛、大丈夫?」 「う、うん…」 「ちょっと休もっか」 「うん…」 るうはとぼとぼと歩いた。 夏那、元気だな〜。